センター会員の働き方紹介

ホーム > センター会員の働き方紹介 > 過去のセンター会員の働き方紹介
センター会員の働き方紹介(ガイド業務)Vol.3 2016/04/27

 

fujinami.jpg

Q. 現役時はどのようなお仕事でしたか?

A. 飛行機の技術部門にいました。私は航空機エンジンが専門で技術駐在として3年間英国にも行っていました。もう40年以上前の話なので役には立ちませんが・・・。おかげさまで国内外をたくさん旅行させていただきました。ガイド事業に少しは繋がっているのかもしれません。この事業を始める前に東京都商工会議所の主催する「東京シティーガイド検定資格」を取得しました。

Q.  ガイド業務とはどのようなお仕事ですか?

A. 歴史好きの会員10名余りで立ち上げた歴史ガイド倶楽部が港区内の名所旧跡を巡るツアーを企画し、港区の住民に限らず近隣各県、各区から沢山のお客様のご参加をいただいております。私たちのガイドはイヤホーンを使いますので歩きながら沢山の情報を話すことが出来ます。参加者からも大変好評で喜ばれています。

Q.  ガイド業務はどのように立ち上げましたか?

A. 4年前、事務局から「青山霊園に眠る多数の著名人のお墓を巡るガイド業務を立ち上げたらどうか?」とのお声がかかり、有志を募って始めました。現在でも当時集まった仲間が中心です。明治大正の著名人の墓をご案内するので、歴史好き・話し好き・調べもの好き・の集団です。現在は墓地歩きから街歩きが中心となりました。

Qガイド業務を行っていて、よかった点を挙げてください。

A. ガイド業務は「考える、歩く、話す、みんなで食事をする」という高齢者にとって重要な要素をすべてもっています。三拍子どころか四拍子揃っています。シルバーの就業は「やりがいのある就業」が理想ですが、理想通りいくわけではありません。「やりがいのある就業」を自分たちで立ち上げて行うことにより、シルバー就業ならではの達成感を味わっています。

Q. これから会員になろうとしている方に、何かアドバイスはありますか?

 A. 「60歳から第二のステージ」とキャッチコピーで言うように働けるうちは働くのが一番大切です。若い人たちに迷惑をかけないで長生きすることを考えましょう。事務局からの紹介される仕事と合わせて「自分のやりがい」と仲間を作りましょう。シルバーにはたくさんの仲間がいます。